北海道教育大学札幌校 図画工作・美術教育分野
第5回卒業制作展 / 第8回課題展
トムとジェリー 仲良くけんかしな~♡in札幌
予備研究作品(絵画)
F130号
『雄弁こそ』
葛藤の中にあっても前向きであろうとする者の精神性を表現しました。色同士のコントラストを用いて華やかさを演出しながら、画面の奥に向かって抜けるような構図、青空の高さを表現するための軽い色合いとタッチで、すっきりと抜けるような、爽やかな雰囲気が伝わるよう試行錯誤しています。
清水 琳音
SHIMIZU Rinne
予備研究作品(彫刻)
石膏 W1000×D600×H400
『安穏』
本作では、私と愛犬との関係性を塑像によって表現しました。私にとって愛犬は、そばにいるだけで穏やかな気持ちになれるような存在であり、特別な信頼関係で結ばれています。そんな愛犬と過ごす時の様子や心情をこの作品から感じていただき、皆さま自身の心にも思いを馳せていただけたら幸いです。
八巻 伶
YAMAKI Rei
石膏 W600×D350×H450
『私に任せて!』
彼の背中に、草臥れた鞄と、入りきらない本。
一見して「???」となるような作品を作ることを心がけました。生まれて20と1年、こんな私でも少しずつ人生を考えて生きていかねばならないものなのだと教育実習を経て考えました。どうやら私たちはこれからも色んなものを抱えて生きていくようです。
「私に任せて!」
彼は私であり、あなたです。背中に抱えているものは一体、自分で乗せたものなのでしょうか。あなたの考えをぜひ、お聞かせください。
岡田 亜珠
OKADA Azu
木彫 W600×D600×H500
『依然、廻る』
私の中に存在する二つの相反する感情を渦に乗せて、二つの大きな流れとして表しました。二つの相反する感情とはどちらも同じくらいの大きさのものであり、それらが拮抗している、いわば葛藤というものを表しています。木彫によるダイナミックな形として、鑑賞してもらう方には是非とも存在感を感じていただきたいです。
金田 直也
KANEDA Naoya
予備研究作品(デザイン)
ポスター
『あいの里のわたしの足跡マップ』
あなたは、あいの里を知っていますか?年末年始に豪雪でニュースになったから知っているくらいでしょうか。私は大学生になってからあいの里で一人暮らしを始めました。大学の友人と話すと、「あいの里にはなにもない!」という話をよく聞くのですが、私はそんなことないと思っていたため、ズレがあることに気が付きました。そんな各々のズレから見えてくる地図を制作してみました。
あなたのあいの里マップはどんなものになるのか、私に教えてください!
松村恭花
MATSUMURA Kyoka
ポスター
『化粧を通した女子大学生の生き方を考える』
人はなぜ化粧をするのだろうか。肌のパーツの悩みをカバーしたい、自分らしさの表現をしたい、身だしなみや社会人としてのマナーだから、それとも他の人からきれいに見られたいからか。本作に登場する女性たちは一人ひとり違った化粧という行為への考え方をもっている。そんな彼女たちの化粧トレンドを社会史の視点も取り入れながら振り返り、現代日本で大学生として生き生きと化粧を楽しむ彼女たちの姿を楽しんでいただきたい。
増田 絢子
MASUDA Ayako
ポスター
『これって?もしかして?フードロス』
文月展では、ウオーターフットプリントに着目して作品を制作しました。今回は、誰でもある経験、特に食事を通した他者とのコミュニケーションの中で生まれる、見過ごしがちなフードロスの一片について着目しています。実際の人物の姿や、料理と小さなキャラクターの対比をコミカルに描きました。
菊地 明香
KIKUCHI Asuka
ポスター
絵本
『日常の隠れたヒーローを探せ!!』
毎日のなかで、当たり前になってしまった周りの人からの「救い」に対して、感謝を取り戻し、日常で私たちを助けてくれる「ヒーロー」の存在に改めて気づいてもらえるような制作となっています。楽しんでご覧いただけたら幸いです。
隣のあの子ももしかして、ヒーロー…⁉
米澤 優太
YONEZAWA Yuta
ポスター
『私の小さな幸せ』
皆さんは日常的に幸せを感じられていますか。私たちが暮らす現代は決して楽しいばかりではなく、人それぞれ悩みを抱えながら生活をしています。そんな中でも、自分には見えなかっただけの音や光といったたくさんの小さな幸せで溢れていると思います。私はそんな小さな幸せを共有したいという思いで制作を行っています。ぜひ、ポスターをご覧ください。
東 璃奈
AZUMA Rina